講演会 『自宅で看取るということ』を開催しました
ホスピタルケア白金高輪にて、講演会
『自宅で看取るということ』を開催しました。
講師は医師であり当施設の理事長でもある齋藤先生です。
講演では、先生が体験された「私が看取った方々」をいくつか事例として紹介され、参加者の方々は真剣に聞いていらっしゃいました。
特に患者さんが書いた先生への手紙では、患者ご本人が胃ろうを止めて食事がとりたいという願いを 片マヒのため利き手でない方で必死にしるされている手紙には思いが伝わりとても印象的でした。
そして、ご本人の願いを叶えるために家族、施設スタッフと話し合い胃ろうを抜去し、結果的にほとんど最後まで食事がとれ最期にご本人も食事の楽しみを味わえたそうです。
講演最後に、先生が考える自宅での看取りとは、病人であっても病人でなくてもその人が最後まで住み慣れた場所で過ごすことです。
まさに Aging in place (エイジング・イン・プレイス)ですね。
講演終了後、個別に相談を受け、また当施設の見学もしていただきました。
今回参加していただいた多くの方には大変感謝しております。
本当にありがとうございました。
ホスピタルケア白金高輪はこれからもこのテーマに向き合いながら最後までその人らしい人生を送れるよう、医療と介護を提供し生活をサポートします。