6月30日 夏越の祓
夏越の祓」をご存知ですか?
夏越の祓とは、毎年6月30日に執り行われる神事であり、
年越の祓とともに大祓(おおはらえ・おおはらい)の1つです。
夏越の祓は1月1日~6月30日までの、自身の穢れや災厄を祓うことを目的としています。
◆夏越の祓の食べ物
京都では、白いういろうの上に小豆をのせた、三角形の「水無月(みなづき)」という
和菓子が食されることが多く、夏越の祓の行事食として愛されています。
◆夏越ごはん
水無月がそれほど浸透しなかった関東では、夏越の祓に決まった行事食はありません。
最近、東京を中心に話題になっている「夏越ごはん」があります。
夏越ご飯とは、雑穀ごはんの上に、緑や赤の旬の野菜で作られた、かき揚げをのせ、
たれをかけた丼のことです。かき揚げは「茅の輪」をイメージしているようです。
ホスピタルケア白金高輪では今年初めて、夏越の祓の行事を取り入れて昼食に夏越ご飯と和菓子を入居者の皆様に召し上がっていただくことにしました。
食事でお世話になっている株式会社ナリコマエンタープライズさんにご協力をいただきました。
天ぷらを皆様の前で揚げ、アツアツのかき揚げ丼を召し上がっていただきました。
和菓子は水無月・水ようかん・フルーツ大福・みつ豆の4種類から選ぶようにしました。
いつもと違うスタイルで昼食をご提供でき、皆さんから好評でした。