ご入居者様、ご家族様、関係者の皆様
皆様におかれましては、感染対策について多大なご協力をいただき深謝申し上げます。
「第4波」に突入した新型コロナウイルス感染症、感染者数のピークアウトが見通せない中、
4月27日の厚生労働省の専門家会合では、新型コロナウイルスのクラスターの発生状況について、
感染の第4波ではクラスターが発生している場所が多様化していることが報告されました。
月別のクラスター発生件数は、感染の第3波で2度目の緊急事態宣言が出た今年1月に961件で
過去最多となり、2月には388件に減りましたが、3月からは428件と再び増加に転じ、
4月23日までに463件が確認されているということです。内訳を見てみますと、
高齢者福祉施設と医療機関でのクラスターは、第3波のピークとなった今年1月はおよそ56%、
2月もおよそ60%と最も多くなっていましたが、3月はおよそ37%、4月は23日までの集計で
およそ30%と、割合が減る傾向になっています。
一方、職場や児童福祉施設と学校・教育施設でのクラスターが
増加傾向にあります。全国的に20代から30代を中心とした行動が活発な世代での
感染拡大の傾向がみられ、クラスターが多様化しているとの報告がありました。
そして、4月29日には東京都の新型コロナウイルスの感染者が新たに1000人台の大台を突破、
1月28日以来となります。感染力の強い変異ウィルスの陽性者拡大も懸念されます。
東京都では「第4波」に歯止めをかけ、人流を抑えるべく、4月25日から5月11日までの
緊急事態宣言発令されております。
これらの状況も踏まえて、施設においても今まで少し緩めておりました面会制限も再び
引き締めなければなりません。
自粛続きで疲弊していることもあり、「またか」というお声もあるかと思います。
これまでも皆様のご理解とご協力をいただき、今現在、当施設では感染者が出ていない状況です。
入居者様の安全を第一と考え、感染者が出ないよう対策して参りたいと存じます。
皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、当面は面会中止と外部サービス中止にご協力
いただきますようお願いいたします。社会の感染状況を考慮しながら感染対策をしてまいりますので、
ご理解の程お願い申し上げます。
また、高齢者様のコロナウィルスワクチン接種について、
5月下旬より接種が可能になるとのお知らせがありました。
準備を整え、滞りなく接種が出来るよう努めて参ります。
接種券がご自宅に届いておりましたら、早目に施設にご郵送ください。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。