眉間プロテーゼとは?特徴やリスクを解説!

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眉間のプロテーゼとは、鼻の付け根から眉間にかけての部分にプロテーゼを挿入する施術のことです。

眉間にプロテーゼを挿入することで、メリハリのある顔立ちになるなどの効果が期待できます。

そこで本記事では、眉間プロテーゼについて以下の点を中心にご紹介します。

  • 眉間プロテーゼの治療がおすすめの方とは
  • 眉間プロテーゼの特徴とは
  • 眉間プロテーゼのダウンタイムとリスクとは

眉間プロテーゼについて理解するためにもご参考いただけますと幸いです。

ぜひ最後までお読みください。

プロテーゼによる治療は自由診療のため、保険適用外です。

眉間プロテーゼとは

眉間プロテーゼとは、鼻の付け根から眉間にかけての三角地帯にプロテーゼを挿入して、
眉間に高さを出し、メリハリのある彫りの深い顔立ちにする施術のことです。

鼻孔の中を数ミリ切開して、内側からプロテーゼを挿入するため、顔の表面は切開跡も傷跡も目立たないとされています。

プロテーゼの効果は半永久的に続くため、鼻筋の通った美しい顔を長期間保つことができると言われています。

眉間プロテーゼがおすすめの方

女性

眉間プロテーゼがおすすめの方をご紹介します。

  • 立体的な彫りの深い顔になりたい
  • 鼻筋の通った顔になりたい方
  • 鼻は高いけれども眉間が低い方
  • 半永久的な施術の効果を希望される方

以上に当てはまる項目がある方は、眉間プロテーゼを検討されてもよいかもしれません。

眉間プロテーゼの特徴

眉間プロテーゼにはどのような特徴があるのでしょうか。
主に以下の4つが挙げられます。

  • 傷跡が目立たちにくい
  • 鼻の形にメリハリが出る効果が期待できる
  • 自分に合うようなプロテーゼの形を提案してくれる
  • 修正が可能な場合もある

それぞれの特徴について、具体的にご紹介します。

傷跡が目立たない

前述した通り、片側の鼻の穴の中を数ミリ切開し、プロテーゼを内側から挿入するため、傷跡は目立たない場合が多いです。

手術当日から翌日をピークに、プロテーゼを挿入した部分が腫れることがありますが、その後腫れは引いていきます。

個人差はありますが、腫れが完全に治まるまでには3〜6か月間かかるとされています。

鼻の形にメリハリが出る

眉間を高くするため、額と鼻筋が滑らかに繋がるようになり、立体的でメリハリのある鼻筋、顔立ちになります。

たまに「眉間にプロテーゼを入れると不自然なアバター顔になってしまうのでは?」と心配される方がいらっしゃいますが、通常そのようになることはないとされています。

むしろ、眉間にプロテーゼを挿入することで、短くてすっとした鼻筋にすることが可能な場合が多いです。

自分に合ったプロテーゼの形を挿入してくれる

各クリニックでは、一人ひとりに合わせたプロテーゼの形を提案し、挿入します。

個人個人に合ったプロテーゼを選択するために、例えば以下の点が考慮されます。

  • 骨格の状態
  • 鼻筋の湾曲の状態や長さ
  • 顔全体とのバランス

上記の点を踏まえて、厚み、形状、大きさなども細かく調整し、それぞれの希望と顔に合った施術が行われます。

シミュレーションなどを用いて、顔の変化を定量的に知ることができるクリニックもあります。

眉間プロテーゼは修正できる

挿入したプロテーゼが気に入らなかった場合、修正することが可能です。

例えば以下のような場合が挙げられます。

  • プロテーゼが曲がっている
  • プロテーゼが高すぎる
  • プロテーゼの形が気に入らない

術後、プロテーゼをギプスで固定することもありますが、ズレてしまったり曲がったりする場合もあると言われています。

万が一、以上のような点が気になった場合は、通常手術を受けたクリニックに相談して、アフターケアを受けることができる場合がほとんどです。

眉間プロテーゼのダウンタイム

眉間プロテーゼにもダウンタイムが生じます。

ダウンタイムについて以下の点をご紹介します。

  • 症状
  • 過ごし方

症状

ダウンタイムの症状には、

  • 腫れ
  • 内出血

などが挙げられます。

個人差はありますが、目立つ腫れは約2週間で引いていきます。しかし感染症や内出血の状態によっては長引くこともあります。

約1か月間は、鼻の付け根の高さが希望よりも高く感じる場合があります。

内出血は1〜2週間で消えるとされています。内出血が起こる原因は、手術によって細かい血管が傷ついてしまうためです。

この他にも術後1週間はギプスをすることが必要な場合があります。

過ごし方

ダウンタイム中の入浴、メイクや洗顔はいつから行うことができるのでしょうか。

以下は主な目安としてご認識ください。

入浴は、シャワーであれば翌日から可能です。

メイクは、治療箇所以外であれば手術当日から可能、治療箇所であれば、ギプス除去後の抜糸終了後から可能です。

洗顔は、ギプス除去後に可能です。

手術後は、むくみや腫れによって、当初の希望と異なると感じてしまうこともあるかもしれません。

しかし、時間が経過すれば腫れやむくみは落ち着く場合が多いため、慌てずに対応しましょう。

眉間プロテーゼのリスク

眉間プロテーゼにはどのようなリスクがあるのでしょうか。

主に以下の3つが挙げられます。

  • 内出血
  • 感染症
  • 傷口が開く

それぞれのリスクについて、具体的にご紹介します。

内出血

内出血は、程度の差はありますが、ほとんどの方に起こる可能性があります。
軽度の場合、術後約1週間で抜糸をする際に薄くなることが多いです。

しかし、中には重度の内出血により、目立たなくなるまでに2週間程度を要する場合もあります。

感染症

感染症になる可能性もあります。
厳正な衛生管理の元で手術を行う場合、手術中感染を引き起こすことは稀ですが、可能性としてはあります。

強い腫れ、強い痛み、熱感、赤みが出る、などの症状がある場合は感染が疑われることがあります。
万が一、感染症が発生した場合には、クリニックに相談しましょう。

挿入したプロテーゼを取り出して、内服薬や抗生剤を投与するなどの処置をします

また、症状が治まれば、再度手術をすることも可能だとされています。

傷口が開く

稀ではありますが、傷口が開いてしまう可能性もあります。

通常、術後1週間ほどで抜糸します。
糸が抜けてしまっても傷口が開くことはあまりないとされていますが、傷口が引っ張られて傷が開いてしまうこともあります。

万が一、傷口が開いてしまった場合、再度縫合する、という処置がなされます。

眉間プロテーゼに関するよくある質問

眉間プロテーゼを検討されている方もいらっしゃると思いますが、不安を軽減するためにも眉間プロテーゼについてより深く知ることが大切です。

では、眉間プロテーゼに関する質問にはどのようなことがあるのでしょうか。

以下で、それぞれみていきましょう。

Q.鼻のプロテーゼが入ったまま眉間プロテーゼを入れられますか?

鼻のプロテーゼが入ったまま眉間にプロテーゼを挿入することは、物理的に不可能です。

なぜなら、眉間プロテーゼは、鼻腔から眉間にかけてプロテーゼを挿入する施術であり、鼻のプロテーゼと場所が重なってしまうからです。

既に鼻のプロテーゼが入っている方に関しては、鼻のプロテーゼを除去し、同時に眉間から鼻まで連続したプロテーゼを挿入して、鼻筋の高さを高くするという方法がとられる場合があります。

Q.眉間プロテーゼの術後はいつから鼻をかめますか?

鼻をかめるようになる目安は、術後約1週間が経過してからです。
なぜなら術後は鼻の中に傷があり、傷が治癒するまでは鼻の傷口に負担をかけないようにする必要があるからです。

術後1週間が経過すると、傷口は塞がってきますが、手術箇所への負担を避けるため、強くいきんだり、鼻を強くおさえたりせず、控えめに鼻をかむようにしましょう。

また、どの手術でも傷が完全に安定するまでには6か月程度要するとされています。
そのため、術後6か月が経過するまでは極力無理はしないようにしましょう。

Q.眉間プロテーゼの手術は痛いですか?

麻酔を使用するため、手術中の痛みは感じないことがほとんどです。

また、麻酔を注射する際の痛みもわずかに抑えられる場合が多いです。

Q.眉間プロテーゼはズレますか?

通常であれば、一度挿入した眉間プロテーゼがズレる可能性は低いです。

なぜなら、プロテーゼを挿入するために必要な分だけ、前頭骨の骨膜下を剥離し、そのスペースにプロテーゼを入れるからです。

手術当日であっても、少し触った程度でプロテーゼがズレてしまうことはあまりないとされています。

また、前述した通り、ズレてしまった場合には、修正することが可能です。

出典:眉間を高くし立体的な顔立ちにする眉間プロテーゼ – 高須クリニック

眉間プロテーゼまとめ

白衣を着た医師

ここまで眉間プロテーゼについてお伝えしてきました。

要点をまとめると以下の通りです。

  • 眉間プロテーゼの治療がおすすめの方は、立体的な彫りの深い顔になりたい方、鼻筋の通った顔になりたい方、鼻は高いけれども眉間が低い方、半永久的な施術の効果を希望される方
  • 眉間プロテーゼの特徴は、傷跡が目立たちにくい、鼻の形にメリハリが出る効果が期待される、自分に合ったプロテーゼの形を挿入してくれる、ほとんどの場合修正できるなど
  • 眉間プロテーゼのダウンタイムに出る症状は、腫れや内出血など
  • 眉間プロテーゼのリスクは、内出血、感染症、傷口が開くなど

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。