鼻整形の種類は?手術の内容や特徴を徹底解説

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鼻は人の顔の印象を左右する重要なパーツのひとつです。

近年、美容整形はより身近なものになってきていますが、なかでも日本人には”鼻”にコンプレックスを抱いている方が多いようです。

鼻整形と言っても、鼻の形によって施術方法はさまざまです。

本記事では、鼻整形の種類として以下の6つを紹介していきます。

子鼻縮小術とは 鼻尖形成術とは 鼻プロテーゼとは
鼻中隔延長術とは 鼻孔縁挙上とは わし鼻修正とは

鼻整形を検討している方にとって参考になれば幸いです。

ぜひ最後までお読みください。

鼻整形は自由診療のため、保険適用外です。

鼻整形とは

鼻は顔の印象を決定づける重要なパーツのひとつです。

鼻の悩みをセルフケアで解消するのは難しいですが、美容整形を受けることで解消できることがあります。

鼻整形を受ける際には、自身の鼻のどんな悩みを、どんな治療方法で解消するかが重要です。

鼻整形は部位やお悩みによってさまざまな治療方法があるため、どんな施術方法があるのかを事前に確認しておきましょう。

出典:鼻整形で鼻の悩みを解消しよう!施術の種類やダウンタイムをご紹介

鼻整形の種類①小鼻縮小術

小鼻縮小術は、小鼻をスッキリ小さい印象にしたり、鼻の穴が目立たないよう小さく整えるたりする施術方法です。

出典:小鼻縮小術(鼻翼縮小術)

小鼻縮小術の内容

小鼻縮小術には、注射のみの治療方法からメスを入れる手術まで、さまざまな方法があります。

自身の鼻の悩みに合わせて、治療方法を検討できます。小鼻縮小は切開する方法だけでなく、糸を使う方法や注射を打つだけの方法もあり、切開に抵抗がある方でも受けやすい治療方法です。

メスを入れて切開を行わなければ、その分ダウンタイムも短くなります。

小鼻縮小術の特徴

小鼻縮小術は、鼻や鼻の穴の形によって施術方法が異なります。

切開する方法だけでも、小鼻の膨らみの程度や形・長さによって内側・外側・両側と切開をする位置が変わっていきます。

ボトックス注射を打つ方法では、筋力の動きを抑制し小鼻を小さくすることが出来ます。
糸を使って行う方法では、小鼻の脇から針で糸を挿入し、反対側で結んで小鼻を小さくします。

出典:小鼻縮小(鼻翼縮小)

小鼻縮小術がおすすめの方

切開する治療方法では、以下のようなお悩みをお持ちの方がおすすめです。

  • 小鼻が大きく横に広がっている方
  • 小鼻の幅を小さくしたい方
  • 鼻の穴を小さくしたい方
  • 鼻翼や鼻孔の左右対称を改善したい方

注射を用いた治療方法では、以下のようなお悩みをお持ちの方がおすすめです。

  • 初めて美容整形をする方
  • 身体にあまり負担をかけたくない方
  • 切開に抵抗がある方

糸を使用した治療方法では、以下のようなお悩みをお持ちの方がおすすめです。

  • 切開に抵抗がある方
  • 効果を維持したいが、ダウンタイムは短くしたい方

鼻整形の種類②鼻尖形成術

鼻尖形成術とは、いわゆる団子鼻を細くシャープに形成する施術方法です。

鼻は高くしたくないけど、鼻先だけ理想の形に整えたいという方に向いてます。

鼻尖形成術の内容

鼻尖形成術は、メスを入れて切開をする方法から、糸のみで施術する方法までさまざまな方法があります。

鼻尖形成術は、軟骨を調整、もしくは移植することによって鼻先の高さや形、向きを調整します。

鼻先を尖らせることによって、鼻全体がすっきりとシャープになり、鼻筋の通ったスマートな印象の鼻になります。

鼻尖形成術では、切開する部位によって施術方法が異なります。

出典:鼻尖形成

鼻尖形成術の特徴

クローズド法という施術方法では、左右の鼻腔内の切開のみでフレームワークをします。
鼻柱は切らないため、傷が表に出ないというメリットがあります

また、切開せず糸を使った埋没法施術があります。
糸で鼻翼軟骨を縫合し、鼻先を細くして鼻の形を整えます。
鼻を一切切らないので、腫れや出血によるダウンタイムが少ないことがメリットです。

オープン法では、鼻柱部分を横に渡りながら鼻腔内を切開して手術をしますが、しっかりとしたフレームワークができ、軟骨移植などをするのに優れたアプローチ方法です。

出典:TCB鼻尖形成

鼻尖形成術がおすすめの方

鼻尖形成術では、以下のようなお悩みをお持ちの方がおすすめです。

団子鼻、にんにく鼻を治したい方 スッと伸びたシャープな鼻先にしたい方
鼻先を小さくしたい方 鼻先を下向きにしたい方
厚みのある鼻を小さくしたい方 鼻の穴を目立たなくしたい、縦長にしたい方
鼻が大きいという印象を解消したい方 半永久的に高い鼻先を保ちたい方

出典:鼻尖形成(鼻尖形成・鼻尖形成プレミアム・切らない鼻尖縮小)

鼻整形の種類③鼻プロテーゼ

鼻プロテーゼ(隆鼻術)とは、鼻にシリコンプロテーゼを挿入して鼻を高くしたり、理想的な鼻筋を作ったりする方法のことをいいます。

鼻プロテーゼの内容

鼻プロテーゼでは、鼻の穴の中を数ミリ切開し、プロテーゼがずれるリスクを避けるために、鼻骨と鼻骨を覆っている膜の間を正確に剥離してプロテーゼを入れるスペースを作ります。

ここにプロテーゼをマーキングした位置まで挿入し、鼻の中の傷を糸で縫い合わせます。
鼻の穴の中にメスを入れるため、傷跡は目立ちません。

人口軟骨(シリコンプロテーゼ)による施術では、ヒアルロン酸とは異なり半永久的に理想の鼻筋を保てます。

鼻プロテーゼの特徴

隆鼻術には、鼻プロテーゼ以外にヒアルロン酸による施術方法があります。

鼻プロテーゼとヒアルロン酸では、術後の鼻ラインを持続できる期間に差があります

鼻プロテーゼでは半永久的に効果が持続し、基本的に変形の可能性はありません。

一方ヒアルロン酸による施術を行った場合は、効果が持続するのが1~2年と短く、注入する量によっては変形の可能性が出てくることがあります。

鼻プロテーゼがおすすめの方

鼻プロテーゼは、以下のようなお悩みをお持ちの方がおすすめです。

一回で治療を終わらせたい方 目と目の距離が離れている方
鼻を高くしたい方 鼻筋を通したい方
立体感のある顔にしたい方 半永久的に効果が持続して欲しい方

出典:SBCプレミアムソフトプロテーゼ 隆鼻術(シリコンプロテーゼ)

鼻整形の種類④鼻中隔延長術

鼻中隔延長術とは、鼻の高さや向きを変える際に用いる施術方法です。

鼻先を高くしたり、角度を下向きにしたりすることでぶた鼻を解消し、鼻先をスッキリ見せることができます。

鼻中隔延長術の内容

鼻中隔延長法では、鼻中隔軟骨に耳介軟骨、鼻中隔軟骨、肋軟骨などを移植して鼻尖の形を変化させます。

ほとんどの場合、鼻腔内と鼻柱に切開を行い、広い視野を確保して行うオープン法で施術をします。

逆に、鼻柱に切開を加えない方法をクローズ法といいます。

鼻中隔の延長には自身の軟骨を用いるため、術後の安定性が高く、しなやかで自然な鼻筋に仕上がります。

鼻中隔延長術の特徴

鼻中隔延長術では、鼻先を変化させることができるためデザインの幅が広く、自身の希望に応じた鼻の向きに仕上げることが可能です。

術後1週間程度は鼻ギプスの装着が必要になります。

術後のむくみが完全に取れるまでは1~3カ月程かかり、手術の効果が十分に確認できるのはそれ以降の時期です。

自身のライフスタイルを考慮し、施術を受ける時期を検討しましょう。

鼻中隔延長術がおすすめの方

鼻中隔延長術は、以下のようなお悩みをお持ちの方におすすめです

鼻先(鼻尖)が上を向いている方(アップノーズ) 正面から見て鼻の穴が目立つ方
鼻が短い方 鼻の下が長く見える方(鼻下長)
鼻を高くしたい、または上や下に向けたいという方 鼻先の大きな変化を望む方

出典:鼻中隔延長 鼻中隔延長術

鼻整形の種類⑤鼻孔縁挙上

鼻孔縁挙上とは、垂れ下がった鼻の穴の内側(鼻孔縁)を切除して、鼻の穴のカーブを上に持ち上げる施術です。

重く見える小鼻をすっきりさせ、顔の印象を変えます。

鼻孔縁挙上の内容

下に下がっている小鼻の皮膚と軟骨を切除し、縫い合わせることで鼻孔縁を上に持ち上げます。

鼻孔縁拳上では、鼻孔縁のカーブを切除し調整することで、小鼻の印象を軽くします。

鼻孔縁拳上は、余分な皮膚を切開し切除する施術なので、一度施術してしまうと元に戻すことは困難です。

小鼻縮小術で鼻の穴が狭くなり、息苦しさや不自然さを感じている方も、鼻孔縁拳上を行うことで鼻の穴が自然な形になり、不自然さを解消できます。

鼻孔縁挙上の特徴

小鼻を小さくしたり、小鼻を引き上げたりする施術には、鼻孔縁挙上の他に小鼻拳上術や小鼻縮小術などの施術方法があります。

なかでも鼻孔縁挙上は、鼻孔縁が厚い方や、小鼻の付け根よりも鼻孔縁部分が垂れ下がっている方に向いています。

小鼻を修正する方法だけでも施術方法はさまざまですので、自身に合った方法を検討しましょう。

鼻孔縁挙上がおすすめの方

鼻孔縁拳上は、以下のようなお悩みをお持ちの方がおすすめです。

小鼻が垂れ下がっている方 小鼻が肉厚で重たい方
小鼻が大きい方 鼻の孔が小さい方
鼻翼縮小術で鼻翼が厚ぼったくなった方 小鼻縮小術後に鼻の穴が小さくなったため、それを改善したい方

出典:鼻孔縁拳上術

鼻整形の種類⑥ワシ鼻修正

鼻筋の中央で盛り上がりのあるワシ鼻は、がっちりとして固い印象を与えてしまうことがあります。

ワシ鼻修正では、鼻の中央部にある出っ張り(ハンプ)を切除し、鼻のラインが真っすぐになるよう整えます。

ワシ鼻修正の内容

ワシ鼻は鼻筋の出っ張りの大きさによって軽度〜重度に分かれます。

ワシ鼻の症状が軽度または中度であれば、骨を削らずにヒアルロン酸注入やプロテーゼの挿入でワシ鼻を改善することができます。

骨を削る際には、デザインしたラインに沿って切除する鼻骨を決め、ワシ鼻に見える要因である鼻の骨を削り、鼻のラインが真っすぐになるよう修正していきます。

ワシ鼻修正の特徴

ワシ鼻修正は、鼻の穴の中を切開するため傷は表に出ず、目立ちません。

また、ワシ鼻修正で一度ハンプを切除すれば、施術の効果は半永久的に続きます。

自身がどの程度ワシ鼻を修正したいかという希望によって、施術の方法は異なります。

ワシ鼻の手術に抵抗がある方は、メス不要のヒアルロン注射での施術方法を選択することもできます。
隆鼻術(シリコンプロテーゼ)を使用した場合には、鼻全体が高くなり、一直線の綺麗な鼻筋にする効果が見込めます。

ワシ鼻修正がおすすめの方

ワシ鼻修正は、以下のようなお悩みをお持ちの方におすすめです

鼻筋の出っ張り(ハンプ)が気になる方 鼻が垂れ下がって見える方
鼻根部が低い方 ワシ鼻を治したい方
優しそうな印象にしたい方 鼻が曲がっている方
大きい鼻を小さくしたい方 愛らしい鼻に憧れる方

鼻整形の種類に関するよくある質問

ここまで6つの鼻整形の方法を、施術内容や特徴などに触れながら解説してきました。
ここでは鼻整形の種類に関するよくある質問への回答をまとめています。

Q.団子鼻を治すのにおすすめの鼻整形の種類はどれですか?

団子鼻を治したいという方には、小鼻縮小術や鼻尖形成術等の施術方法がおすすめです。

小鼻縮小術は、小鼻をすっきり小さく見せるための施術方法です。

また、鼻尖形成術は鼻先の印象をシャープにする施術であるため、どちらも団子鼻を解消したいという方にはおすすめの施術方法です。

さらに、どちらも鼻の穴を小さく見せたいという方にもおすすめの施術方法です。

出典:鼻尖形成

Q.鼻整形の種類でダウンタイムが少ないのはどれですか?

個人差はありますが、ダウンタイムが短く、手軽に受けられる施術方法はヒアルロン酸注射によるものといわれています。

また、小鼻縮小術・鼻プロテーゼ・鼻尖形成術などの施術も、ダウンタイムが短いとされている施術方法です。

ワシ鼻修正などで骨を削るような施術であれば、ダウンタイムは長くなることが多いです。

さまざまな鼻整形の方法を紹介してきましたが、施術内容によってダウンタイムの期間は異なります。

Q.鼻整形の手術は痛いですか?

鼻整形を行う際には麻酔を使用するため、手術中に切開や挿入の痛みを感じることはほとんどありません。

心配な場合は、自身が痛みに弱いことを伝え、麻酔をゆっくり注入するよう話しておくと良いでしょう。

ただし、手術後に麻酔の効果が切れると、しばらくはジンジンとした痛みを伴うことがあります。

出典:プロテーゼによる隆鼻術は痛い?痛みが引かない時の対処法などを解説

Q.鼻整形したのがバレないように自然な形にできますか?

鼻整形は、鼻の悩みを解消するものですので、見た目の変化を伴います。
特に顔を合わせることの多い友人や家族には気付かれる可能性が高いです。

また、鼻だけを改善したことによって他の顔のパーツとのバランスが崩れてしまうと、不自然な仕上がりになってしまいます。

整形後の鼻が尖り過ぎていたり、施術した部分のみ凸凹があったりすると、鼻整形をしたことがバレバレなので、バレたくない場合にはその旨を医師に伝えるようにしましょう。

鼻整形の種類まとめ

ここまで鼻整形の種類についてお伝えしてきました。
鼻整形の要点をまとめると以下の通りです。

  • 自身の鼻の悩みによって、受ける施術方法は異なる
  • 施術内容によってはメスを入れる必要がなく、個人差はあるがダウンタイムが少なく済むものもある

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。