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鼻中隔延長(びちゅうかくえんちょう)とは、耳介軟骨を移植して鼻先を下げる方法です。
鼻中隔延長をすることで、鼻全体のバランスが整うなどのメリットがあると言われています。
そこで本記事では、鼻中隔延長について以下の点を中心にご紹介します。
- 鼻中隔延長の特徴とは
- 鼻中隔延長の施術の流れとは
- 鼻中隔延長手術のダウンタイムとは
鼻中隔延長について理解するためにも、ご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
鼻中隔延長手術は自由診療のため、保険適用外です。
鼻中隔延長とは
鼻中隔延長とは、鼻中隔と呼ばれる鼻腔を左右に仕切る壁に、自身の耳介軟骨を移植して、その先に鼻翼軟骨(びよくなんこつ)を縫合して、鼻尖(鼻先)を下げる治療のことです。
鼻尖を下げるため、鼻の穴が正面から見たときに目立ちにくくなり、短い鼻や団子鼻などの改善が見込まれます。
ご自身の軟骨を用いて行う施術のため、施術後の安定性が高いとされています。
出典:鼻中隔延長|美容外科・整形 – ヴィーナスビューティークリニック
鼻中隔延長術の特徴
鼻中隔延長にはどのような特徴があるのでしょうか。
主に3つの特徴が挙げられます。
- 鼻先の角度を変えられる
- 術後の安定性が高い
- 傷跡が小さい
それぞれの特徴について具体的にご紹介します。
鼻先の角度を変えられる
鼻先を前方に延長したり、斜め下に伸ばしたり、下方向に延長したりするなど、ご希望に合わせて鼻先の角度を変えることが可能です。
以下にそれぞれのご希望と延長する方向例をご紹介します。
- 鼻先を長さは変えずに高くしたい => 鼻先を前方に延長する
- 鼻の高さも長さも伸ばしたい => 鼻先を前斜め下に延長する
- 鼻の高さを変えずに、鼻の穴を目立たなくしたい => 鼻先を下方向に延長する
このように、鼻先の角度を変えられるため、様々なご希望に対応することが可能な施術です。
術後の安定性が高い
ご自身の耳介軟骨を使用するため、長期的に見て安全性が高いと言われていることも特徴です。
理由は、プロテーゼのような人工物を挿入するわけではなく、ご自身の体の自家組織を移植するため、移植する箇所の鼻尖(鼻先)に負荷をかけることが少ないからです。
術後の安定性が高いこと以外の、耳介軟骨を移植することによるメリットを、いくつかご紹介します。
- 鼻中隔延長のための十分な長さを確保できることが多い
- 耳裏を少し切開すれば済むため、体の負担を抑えられることが多い
- 鼻尖が曲がることのリスクが少ない
など様々なメリットが挙げられます。
傷跡が小さい
傷跡が小さいことも特徴です。
鼻中隔延長術で、ご自身の耳介軟骨を移植する場合、通常耳のうしろの部分を2cmほど切開して採取し、縫合します。
そのため、術後数か月経つと、耳介軟骨を取り出した部分も傷跡が目立ちにくくなると言われています。
ただし、医師の縫合の技術が優れていない場合、傷跡が残りやすくなってしまうことがあります。
丁寧な処置をしていただけるクリニックや医師を選ぶようにしましょう。
出典:鼻中隔延長|美容外科・整形 – ヴィーナスビューティークリニック
鼻中隔延長術がおすすめな人
鼻中隔延長術は下記に該当する方にオススメとされています。
- アップノーズ(鼻先が上向き)の方
- 鼻の穴が正面から見て目立つ方
- 鼻の長さが短い方
- 鼻下長(鼻の下が長く見える)の方
鼻中隔延長術の手術の流れ
鼻中隔延長術の手術に至るまでの流れは以下の通りです。
- カウンセリング
- 麻酔・手術
- 移植手術
- 縫合
では、それぞれについて具体的にご紹介します。
カウンセリング
医師に、鼻の悩みや実現したい理想の鼻についての希望を具体的に伝えます。
医師からは、希望する施術方法や体質などを元に、手術方法、麻酔方法、リスク、アフターフォロー、料金などの詳細な説明を受けます。
双方の同意が得られた場合、手術に進みます。
麻酔・手術
麻酔をかけて、手術を行います。
鼻中隔に耳介軟骨を移植するため、耳介軟骨を耳の裏側から採取することが必要です。
そのため、耳のうしろの部分を2cmほど切開します。
移植手術
耳介軟骨を採取した後、移植手術に進みます。
まず鼻柱部分(鼻腔の左右を仕切る壁)を切開します。
次に、切開した鼻柱を左右に開きます。
そして、開いた部分に先ほど採取した耳介軟骨を移植します。
縫合
移植手術を終えると、縫合に進みます。
鼻尖(鼻先)を下に引き下げたまま縫合します。
縫合をした後は、3〜7日間程度、鼻ギプスをつけておきます。
出典:鼻中隔延長|美容外科・整形 – ヴィーナスビューティークリニック
鼻中隔延長術のダウンタイム
鼻中隔延長術のダウンタイムの目安と、想定されるリスクを簡単にご紹介します。
ダウンタイムの目安は以下の通りです。
術後1週間で抜糸を行います。
内出血や大きな腫れは、個人差はありますが、術後2〜3週間程度続く場合があり、その後、3カ月ほどで残りの腫れが引いていくと言われています。
傷跡については、術後1〜3カ月間は赤いままであり、6か月ほどで最終的な傷跡になると言われています。
想定されるリスクは以下の通りです。
感染症への罹患、鼻の左右差、理想の鼻と完成した鼻の差、などが挙げられます。
鼻中隔延長術に関するよくある質問
鼻中隔延長術を検討されている方もいらっしゃると思いますが、不安を軽減するためにも鼻中隔延長術についてより深く知ることが大切です。
では、鼻中隔延長術に関する質問にはどのようなことがあるのでしょうか。
以下で、それぞれみていきましょう。
Q.鼻中隔延長と鼻尖形成の違いはなんですか?
鼻中隔延長と鼻尖形成は、どちらも軟骨を移植する治療ですが、両者には違いがありますので、それぞれみていきましょう。
鼻中隔延長とは、鼻先の組織を支えている鼻中隔軟骨に、耳介軟骨などの別の軟骨をつぎ足すことで、鼻中隔軟骨を前方や下方に伸ばして、鼻尖(鼻先)全体の形を整える治療のことです。
一方、鼻尖形成とは、鼻中隔軟骨に別の軟骨をつぎ足すのではなく、単に鼻先に軟骨を載せて鼻尖の形状を整える治療のことです。
出典:鼻中隔延長って結局何なの?Part1 – ヴェリテクリニック
Q.鼻中隔延長術は1回だけで済みますか?
1回のみでは済まない場合があります。
鼻中隔延長術を行った5年後、10年後などの将来、鼻が曲がってくる可能性があり、いずれ修正手術が必要になることもあります。
なぜなら、鼻中隔延長術では鼻先の皮膚に負担がかかってしまい、鼻先の軟骨が浮き出てしまったり、皮膚の圧力により鼻中隔が曲がってしまうことがあるからです。
リスクがあることもしっかりと理解しておく必要があります。
Q.鼻中隔延長術後の注意点はありますか?
鼻中隔延長術後の主な注意点は以下の通りです。
- 洗顔やシャワーは翌日から可能だが、患部はお湯で流す程度にする
- メイクは抜糸後からにする
- 入浴は概ね腫れが引いてからにする
- 念のため1カ月間は、鼻の組織が安定していない可能性があるため、激しい運動やサウナ、血流を活発にする飲酒などの行為、歯の治療、顔のマッサージ、眼鏡の長時間にわたる使用、うつぶせ寝を控えるようにする
出典:鼻中隔延長術 | 目黒区の美容整形・美容皮膚科 – 自由が丘クリニック
Q.鼻中隔延長術は妊娠中でも受けられますか?
受けることはできません。
鼻中隔延長術に限った話ではありませんが、妊娠中の母体にメスを入れることは医療では原則禁止されているからです。
鼻中隔延長術まとめ
ここまで鼻中隔延長についてお伝えしてきました。
要点をまとめると以下の通りです。
- 鼻中隔延長の特徴は、鼻先の角度を変えられる、傷跡が小さいなど
- 鼻中隔延長の施術の流れは、カウンセリング、麻酔・手術、移植手術、縫合
- 鼻中隔延長手術のダウンタイムは、個人差はあるが、通常3~6か月程度
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。