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生理が近づくと、微熱が出るという方も多いのではないでしょうか?
生理前に熱が出るのには、原因があります。
今回ご紹介するのは、生理前に熱が出る原因と対策についてです。
- 生理前に熱が出る3つの原因
- 正常な熱かそうでないかを見分ける方法
- 基礎体温の正しい測り方
- 熱が出たときにするべきこと
- 病院を受診するタイミング
以上5つのポイントをもとに、生理前の熱についてまとめました。
生理前の微熱で悩んでいる方は要チェックです。
ぜひ最後までお読みください。
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生理前に熱が出る原因とは?
生理前に熱が出る原因は、主に3つあります。
- 月経困難症(PMS)
- 妊娠やホルモンバランスの乱れ
- 風邪
これら3つの原因について、詳しくご紹介します。
微熱が出る方は、自分がどの原因に当てはまるのか確認しておきましょう。
出典:日本産婦人科医会「PMSとは」
原因①:月経困難症(PMS)
生理前に熱が出るのは、月経困難症(PMS)が原因の場合があります。
PMSとは、微熱に加え頭痛や下腹部痛といった身体的症状が出るほか、イライラや気分の落ち込みなどの精神的症状なども出る状態のことです。
日本では初潮を迎えた女性の70〜80%がPMSの症状を経験しているといわれています。
生理前の微熱に伴い、下腹部痛やイライラ、気分の落ち込みといった症状を感じたら、PMSを疑いましょう。
原因②:妊娠やホルモンバランスの乱れ
女性の体内では、一般的に25〜28日間の周期で女性ホルモンの分泌量が増えたり減ったりを繰り返します。
女性ホルモンの分泌量に伴い、体温は生理の2週間前から高くなりやすい時期に入り、生理日に向けて下がっていくのが正常な状態です。
しかし、妊娠したりホルモンバランスが乱れたりすると、体温は下がらず、生理前になっても熱が高い状態が続いてしまうといわれています。
原因③:風邪
前述したように、女性の身体は基本的に生理前になると下がり始めるのが正常な状態です。
また、妊娠の可能性があった場合でも、体温は37度前後の微熱しか出ないといわれています。
そのため、生理前に38度以上の熱が出た場合は、風邪やウィルス感染の可能性が高くなります。
熱に合わせて咳や鼻水、のどの痛みなどがある場合も風邪の可能性が高いので、内科を受診するなど対策を行ってください。
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生理前の症状かどうか見分ける方法
熱が出たとき、その熱が生理前の症状なのかほかの原因によるものなのか判断しづらいですよね。
ここでは、微熱が生理前の症状なのかを見分ける方法をご紹介します。
基礎体温を測る
基礎体温は、0.01度単位で測れる基礎体温計を舌の下で使用することで測ることができます。
女性の体温は、常に一定ではなく日々変化しています。
基礎体温を毎朝欠かさず計測することで、体温の微細な変化を逃さず、生理や排卵がいつ来るかを予測しやすくなります。
基礎体温を見て、熱が上昇したタイミングが生理予定日の2週間前なら、生理前の高温期の可能性が高いでしょう。
反対に、生理が終わってすぐのタイミングや生理予定日当日などに熱が上がった場合は、ほかの原因が隠れていると予想できます。
出典:PMSラボ「基礎体温の変化を知ろう」
微熱以外の月経前症候群の症状がある
微熱だけではなく、以下のようなPMSの症状も出ている場合、熱の原因は生理によるものであると考えられます。
身体的症状 | 精神的症状 |
|
|
PMSは生理予定日の3〜10日前から症状が現れ始め、生理開始日頃になると症状が和らぐのが特徴です。
微熱とともに表にあるような症状が出たら、生理前の熱である可能性が高いと覚えておきましょう。
出典:日本産婦人科医会「PMSとは」
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基礎体温の測り方
基礎体温の測り方には、いくつかの決まりがあります。
測り方を間違えると正しい基礎体温が測れないので、確認しておいてください。
朝目覚めたら1番に測る
基礎体温を測る上で最も大切なことが、朝起きたら布団から出ずに寝たまま測るということです。
布団から起き上がり動いてしまうと、動いたことで身体が温まるため、正しい基礎体温が測れなくなります。
必ず布団から出る前の朝一番のタイミングで体温を測ってください。
基礎体温の計測手順
- 目覚めたら、布団に入ったままの状態で基礎体温計を取る
- 基礎体温計の感温部を舌の下側の付け根に当てて口を閉じる
- 検温中は鼻で息をして、基礎体温計のアラームが鳴るまで待つ
基礎体温の計測を忘れないようにするためには、基礎体温計を枕元に置いて寝るのがおすすめです。
朝起きたら上に手を伸ばせば基礎体温計に届くので、毎日の検温を忘れずに済むでしょう。
出典:PMSラボ「基礎体温の変化を知ろう」
計測後はその日の体調と共に記録する
基礎体温は、計測したら記録することを忘れないようにしてください。
毎日の基礎体温の記録には、基礎体温表が便利です。
基礎体温表は、体温の動きが一目で分かるように書けるので、生理予測や妊活に役立ちます。
また、基礎体温を記録する際は、同時にその日の体調も記録しておくのがおすすめです。
体温の変化だけでは判断出来ない体調の動きが分かるので、身体の異常などが発見しやすくなります。
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生理前に微熱が出たときの対処法
生理前に熱が出たときは、どうすればよいのでしょうか?
微熱が出たときの対処法を、簡単にご紹介します。
まずは規則正しい生活を心がける
生理前の微熱は、ホルモンバランスの乱れが原因となっている場合があります。
ホルモンバランスを整えるために、規則正しい生活を心がけましょう。
規則正しい生活のポイントは、以下の3つです。
- 朝・昼・晩の3食、しっかり食べる
- 睡眠をたっぷり取る
- 毎日適度に運動する
規則正しい生活をするからといって、特別なことをする必要はありません。
無理のない程度に、食べる・休む・運動するという基本的なことを行うようにしてください。
疲れやストレスを溜めないようにする
身体が疲れていたりストレスが溜まっていたりすると、微熱などのPMS症状が出やすくなる傾向があります。
PMS症状と疲れ・ストレスは大きな関係があると考えられているので、ストレスを溜めないよう、生活しましょう。
疲れやストレスを溜めないようにするには、特に質の良い睡眠が大切です。
生理前はホルモンバランスの乱れから眠りが浅くなりやすいので、夜は早く寝て、一日の疲れを明日へ持ち込まないようにしてください。
しっかり睡眠が取れていればストレスも溜まりにくいので、生理前に微熱が出にくい身体を保てるでしょう。
高めの熱なら他の疾患を疑う
生理前の微熱と考えられる体温は、37度前後です。
そのため、熱が38度以上出ていたり、高い熱が1週間以上下がらないという場合には別の疾患が疑われます。
また、高熱だけではなく、我慢できない程の身体の痛みやひどい抑うつ症状が続くようなときも、注意が必要です。
何らかの疾患が隠れている可能性があるので、一度病院を受診するとよいでしょう。
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生理の熱の際には病院に行くべき?
生理前の熱で病院へ行くタイミングは、以下の3つのポイントを目安にしてください。
- 38度以上の熱が出ている
- 熱だけではなく、重い精神的症状もある
- 熱が1週間以上続いている
生理による熱やPMS症状なら、生理が始まる頃には熱が下がり、症状も落ち着くのが一般的です。
しかし、1週間以上症状が落ち着かないときは、原因が生理ではない可能性が考えられます。
我慢により症状が悪化することもあるので、上記3つのポイントが当てはまるときは病院での受診をおすすめします。
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生理前の微熱に関するよくある質問
最後に、生理前に熱が出たときに多くの方が疑問に思うことをまとめました。
気になる点がある方は確認しておきましょう。
38度の発熱は生理前症状?
生理前の熱によって体温が38度になる可能性は低いといえます。
38度まで熱が上がった場合は、風邪やウィルス感染など、ほかの病気が原因となっていることを疑いましょう。
38度という熱が出たとしても2日で下がるなど一時的なものなら、それほど心配する必要はないといえます。
しかし熱が1週間下がらないなど、長引くようなら婦人科系の疾患が原因の可能性もあります。
病院へ行き、症状を診てもらうとよいでしょう。
妊娠している場合も微熱が出るの?
正常な生理周期では、生理2週間ほど前から高温期に入り、生理予定日へ向けて熱が下がっていきます。
しかし、妊娠した場合は熱が下がることはなく、生理予定日になっても微熱が続くのが特徴です。
妊娠の初期症状とPMS症状は非常によく似ているため、違いを見分けるのは難しいといわれています。
生理予定日になっても微熱が続き、出血が始まらないときは妊娠の可能性が高くなります。
市販の妊娠検査薬を使ったり、産婦人科を受診したりするなど、妊娠しているかどうか早めに確認することをおすすめします。
妊娠初期症状の発熱はいつから出るの?
妊娠の初期症状として熱が出る場合、熱が上がり始めるのは妊娠が成立(受精卵が着床)した時点からだといわれています。
妊娠すると、女性の体内ではホルモンの一種であるプロゲステロンが分泌されるため、体温は36.7度以上の微熱をキープし続けます。
微熱は生理予定日になっても下がることはなく、妊娠12〜13週頃まで高温状態が続くのが一般的です。
妊娠12週頃になると胎盤が完成するため、プロゲステロンの影響を受けにくくなり、体温が平熱に戻っていきます。
生理中の体温の平均値はどれくらい?
生理中の体温は、平均すると36.5度前後になるといわれています。
前述したように、生理周期の体温は生理2週間前頃から上がり始め、生理が近づくに従って徐々に下がっていくのが一般的です。
体温の上がり下がりには個人差があるため、平均値はもっと低い方もいれば高い方もいます。
しかし、生理前の体温は普段よりも平均値が高くなるのが正常だと知っておきましょう。
生理が来たのに体温が上がるのはなぜ?
生理が来ているのにも関わらず、体温が高い状態が続いたり更に上がったりする場合は、何らかの病気や原因が隠れている可能性があります。
生理が来ても体温が上がり、下がらない場合に考えられる原因は主に以下の3つです。
- 子宮内膜症:子宮内膜の炎症により体温が上がる
- 黄体ホルモンの異常:黄体機能不全などの影響により、ホルモンバランスが崩れ体温が下がりにくくなる
- 妊娠:生理だと思っていた出血が、実は着床出血の場合がある
基礎体温が下がって何日で生理が来るの?
基礎体温の動き方には個人差がありますが、一般的には体温が下がるのと同時に生理が来るといわれています。
生理が来る仕組みは、子宮内でプロゲステロンとエストロゲンという2つの女性ホルモンが減少することで、子宮内膜が剥がれ落ち、経血となって体外へ排出されるというものです。
プロゲステロンは体温を上げる働きをするため、生理が来るのと体温が低下するのは同じタイミングになると考えられます。
また、体質的にプロゲステロンの影響が残りやすいために、生理が始まってから体温が下がっていく方もいます。
出典:新さっぽろウィメンズ ヘルス&ビューティークリニック「生理前の体温は下がる?」
生理予定日前日の熱はどれくらい?
女性の体温は、生理が始まる2週間前から高温期に入るため、生理が始まり経血が排出されるまで高い期間が続きます。
そのため、生理予定日前日ではまだ体温は高く、37度前後の熱が出やすくなっています。
朝起きて基礎体温を測ったときに体温が下がっていた場合は、当日中に生理が来る可能性が高いでしょう。
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生理前の微熱のまとめ
ここまで生理前の微熱についてお伝えしてきました。
生理前の微熱についての要点をまとめると以下の通りです。
- 生理前に熱が出る場合の原因は主に、月経困難症(PMS)・妊娠やホルモンバランスの乱れ・風邪、の3つが考えられる
- 正常な熱かそうでないか知りたいときは、基礎体温を測るかPMSの症状の有無を調べる
- 基礎体温は、朝一番に寝た状態のまま測ることが大切
- 微熱が出たときは、規則正しい生活を心がけ、疲れやストレスを溜めないようにする
- 38度以上の発熱・重い精神的症状を伴う・熱が1週間以上続く場合は、病院で受診したほうが良い
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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