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生理のときの出血量は人と比べられないので、自分が普通なのか疑問に思うことも多いです。
生理の出血量は、多くても少なくても、何らかの病気が潜んでいる場合があります。
本記事では生理の出血量について以下の点を中心にご紹介します。
- 生理時の正常な出血量
- 経血量に応じてわかる病気の可能性
- 生理の異常を感じたときに病院を受診する目安
生理の経血量に関するよくある疑問にも答えているので、参考にしていただけると幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。
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生理の経血量について
女性の体は、約1ヶ月に1回のペースで卵子を排卵します。子宮の中には、いつ妊娠しても良いように、子宮内膜と呼ばれる受精卵のベッドのようなものができあがります。
妊娠しない場合、子宮内膜は剥がれ落ち体から排出されるのです。これが「生理」です。
生理の経血量には個人差があります。自己判断で病気かどうか判断することは困難ですが、経血量の正常な範囲を知ることで、病気を発見できる可能性があります。
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正常な経血量は?
正常な経血量の目安は、生理中の経血量の合計が平均20〜140mlといわれています。経血量にはかなりの個人差があります。平均より多かったり少なかったりしても、正常な場合も多いので、病気と判断するのは難しいです。
体調やホルモンの状態で経血量が多くなったり少なくなったりするので、経血量はあまり気にしすぎないようにしましょう。
出典:私の経血量は正常?経血で分かる体の変化とは-生理用品のソフィ (sofy.jp)
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経血量が多い
一般的に、一回の生理の間に合計140ml以上の経血が出ると、経血量が多い状態です。
ナプキンを変えて1時間も経たずに経血がもれてしまったり、就寝中に夜用のナプキンをしても下着やシーツに血がついてしまう場合は経血量が多いといえます。
経血量が多い原因は、婦人科系の病気や血が止まりにくくなる病気、ホルモンバランスの乱れなどです。
対策としては、婦人科を受診して病気を治療することがあげられます。またホルモンバランスを正常に戻すために、日常生活を整えることも重要です。
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過多月経は病気の可能性も
過多月経の症状がある場合は、思わぬ病気が隠れている可能性があります。生理の経血量が多い人に起こりうる病気は次の3つです。
- 子宮筋腫
- 子宮腺筋症
- 子宮内膜症
少しでも「おかしいな」と感じたら、早めに産婦人科を受診することをおすすめします。
子宮筋腫
子宮筋腫とは、子宮に良性のコブができる病気です。成人女性の2~3割程度の人が発症するといわれています。子宮筋腫の原因は詳しく解明されていません。命に関わる病気ではありませんが、月経過多や、貧血、頻尿、不妊症、早産、流産を引き起こす原因になります。
子宮腺筋症
子宮腺筋症は、子宮内膜のような組織が、子宮筋層と呼ばれる筋肉の壁の中にできる病気です。主に出産や流産をきっかけに発症します。
病気が進むと、子宮筋層が大きくなり、激しい生理痛や、腰痛などを引き起こすことがあります。
子宮内膜症
子宮内膜症は、子宮の中にしかないはずの子宮内膜組織が、卵巣や卵管などの子宮以外の場所にできる病気です。20〜30代の女性に発症しやすい病気だといわれてます。
卵巣に子宮内膜症が発生すると、排卵障害を起こし、不妊につながり、卵巣がんの原因になる可能性があります。
出典:子宮内膜症|公益社団法人 日本産科婦人科学会 (jsog.or.jp)
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経血量が少ない
一度の生理の間に経血量が20ml以下の場合は、経血量が少ないと言われます。経血量が少ない原因は、ホルモンバランスの乱れから卵巣の働きが悪くなっている可能性があります。ストレスや、生活習慣の乱れから、ホルモンバランスが乱れることがあります。
卵巣機能低下を改善するには、生活習慣を整えることが大切です。バランスのいい食事を心がけましょう。日頃から睡眠不足の人は、まとまった睡眠時間を確保しましょう。生活習慣の改善にストレスは禁物です。アロマを焚いたり、好きな音楽を聞いたりして、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
出典:生理の量が少ないときの原因は?〜生活習慣の乱れや病気によって生じる〜 | メディカルノート (medicalnote.jp)
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極端に少ない経血は子宮の病気の可能性も
極端に経血の量が少ない場合は、先天的な子宮発育不全や、内蔵癒着の可能性があります。先天的な子宮発育不全の場合、子宮内膜が十分に成熟できないため、経血の量が少なくなったり、生理の期間が短くなったりすることがあります。
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経血量が多いときの注意点
経血量が多いときに注意したいのは、経血漏れです。仕事中、学校生活、就寝中など血がもれていないか気になって、集中できなかったり、寝不足になってしまうことがあります。
タンポンを使用したり、ナプキンのサイズを適切な大きさのものに変えたりしてみましょう。
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経血量が少ないときの注意点
経血の量が少ないときは、気づかないうちに卵巣の働きが悪くなって、無排卵を起こしている可能性があります。もともと出血量が少ない人はあまり心配はいりませんが、急に経血量が減った人は特に要注意です。
経血量が少なくて心配な人は、婦人科を受診する前に基礎体温を数週間つけてみましょう。ホルモンの状態がわかりやすくなりますよ。
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病院を受診する目安
生理の悩みはデリケートなため、人に相談しにくい内容です。そこで、病院を受診する目安をご紹介しますね。生理中や生理前に以下のような症状がある場合は注意が必要です。
- 出血量が多くレバーのような塊が混ざっている
- 日常生活に支障が出るほどの生理痛がある
- 生理前にイライラしたり不安になったりする
- 出血量が多く立ちくらみやめまいがする
「もしかして?」と思ったら、すぐに病院を受診することをおすすめします。
出血量が多くレバーのような塊が混ざっている
女性ホルモンの分泌量が多い女性は、経血量が多く、レバーのような塊が出てくることもしばしばです。必要以上に心配することはありませんが、あまりにも出血量が多かったり、頻繁に血の塊が出る場合は注意が必要です。
過多月経の場合は、子宮筋腫や、子宮腺筋症などの婦人科系の病気の可能性があります。心配な場合は、産婦人科を受診しましょう。
日常生活に支障が出るほどの生理痛がある
「生理のたびに鎮痛剤を飲むほどの強い痛みを感じる」
「生理痛がひどくて日常生活に支障をきたす」
上記のような場合、月経困難症の可能性があります。月経困難症は「機能性月経困難症」と「器質性月経困難症」の2種類があります。
出典:ひどい生理痛(激痛、下痢、吐き気)の原因、月経困難症とは | NHK健康チャンネル
機能性月経困難症
機能性月経困難症は10〜20代の女性に起こりやすく、体の成熟とともに治まるといわれています。原因は子宮の入り口が狭いことや、プロスタグランジンという物質の分泌が増えたときに、子宮や血管などが収縮することです。
機能性月経困難症は病気が原因ではありませんが、生活がままならない場合は治療が必要なこともあります。
器質性月経困難症
器質性月経困難症は、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症などの子宮や卵巣の病気が原因で起こります。
器質性月経困難症は20代後半から年齢が上がるごとに増えていきます。
生理中はずっと生理痛が続くのが特徴で、自然に治ることはありません。放っておくと、病気が進行してしまうので、毎月生理痛がある人は早めの受診をおすすめします。
生理前にイライラしたり不安になったりする
生理前にイライラしたり、不安になったりする人は、月経前症候群(PMS)が考えられます。PMSは長い人で、生理の10日程前から生理が始まるまで続きます。
PMSは治療で改善する場合が多いので、我慢せずに婦人科を受診しましょう。
出血量が多く立ちくらみやめまいがする
生理の出血量が多く立ちくらみやめまいがする場合は、過多月経による貧血の可能性があります。経血量が多くなると、体の酸素を運ぶヘモグロビンが不足し、鉄欠乏貧血を引き起こすことがあります。
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過多月経に関するアンケート
過多月経に悩んでいる女性は、意外にも多いことがわかりました。
経血量が多く日常生活で困ることがあった人も多くいるようです。しかし、月経量が多いにもかかわらず、婦人科に受診したことはないと回答しています。
①経血量が多い、特に多い、過多月経 | 約90% |
②経血量が多く日常生活に困った経験がある | 約90% |
②のうち婦人科を受診したことがない | 約60% |
調査対象:10~50代の生理経験者638名
出典:過多月経向けナプキン「エリス クリニクス」プロジェクト
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経血量に関するよくある質問
生理の経血量に関するよくある質問についてお答えします。自分の悩みに近いものがあれば、参考にしてみてください。
経血量が多いのは生理の何日目?
経血量が多いのは、一般的に生理が始まってから2~3日目です。3日目以降は減っていくことが多いですが、個人差があります。
子宮の位置の関係で、生理の後半に血が増えることもあるので、心配しすぎは禁物です。
出典:私の経血量は正常?経血で分かる体の変化とは-生理用品のソフィ (sofy.jp)
生理のときにナプキンは1日に何枚使う?
生理のとき、多くの女性は1日10枚以下のナプキンを使っていることがわかりました。
数時間に1回のペースで交換しています。2~3時間に1回を目安にナプキンを交換するのがおすすめです。
ナプキンを長時間つけているとどうなる?
経血には多くの栄養が詰まっているため、空気に触れると雑菌が繁殖して臭いがしてきます。
ナプキンの経血吸収量は何ミリリットル?
ナプキンの経血吸水量は、昼用の17〜25㎝が平均25ml、夜用の33〜40㎝が平均70ml程です。
就寝中は長時間ナプキンを交換しないため、吸水量が昼用の約3倍程あります。
長時間お手洗いに行けない日程のときは、昼でも夜用ナプキンを使用すると安心です。
出典:吸収力バツグン!ナプキンのおすすめ15選【昼用・夜用】 | プロの逸品 (nexer.co.jp)
生理の経血漏れを防ぐには?
生理の経血漏れを防ぐには、シーンに合った対策が必要です。
外出時などのナプキンの交換がすぐにできない場合は、大きめで吸水量が多いナプキンを着用したり、タンポンや月経カップを併用して使うのがおすすめです。
サニタリーショーツはしめつけが少なく、体にフィットするものを選ぶと、ナプキンがずれにくく経血漏れを防いでくれます。
就寝時は、ショーツタイプのナプキンを使うのがおすすめです。通常のナプキンよりコストはかかりますが、安心感があります。
生理の経血量が急に少なくなった原因は?
生理の経血量が急に少なくなったと感じている人は、ホルモンバランスが乱れていて卵巣の機能が低下している可能性が考えられます。
無排卵を起こしていることもあるので、早めに婦人科を受診することをおすすめします。
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生理の経血量のまとめ
ここまで生理の経血量についてお伝えしてきました。
生理の経血量についてまとめると以下の通りです。
- 生理のときの正常な出血量は、平均20~140ml
- 経血量が多いときは、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気の疑いがある
- 病院が受診する目安は急に経血量が少なくなったときまたは、1時間もせずにナプキンから血があふれるほど経血が多いとき
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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